シングルレートのラプラス

ポケモン 特性 道具
ラプラス なみのり フリーズドライ ぜったいれいど こおりのつぶて シェルアーマー とつげきチョッキ
参考ステータス 備考
206-94-128-150-116-84 バンギラス実数値186(A252)エッジ砂ダメ込み15/16耐え
ガブリアス実数値182(A252)地震+逆鱗244/256耐え(95%)
マリルリ実数値112(A252補正+)じゃれつく2回237/256耐え(92%)
シェルアーマーにより急所無効で以上の耐久調整が実現可能

※追記
オボンの実の場合、ファイアローの実数値219(鉢巻A252補正+)ブレバ、
ガブリアス実数値182(A252)エッジをそれぞれ1回ずつ受けて91%の確率で耐える。
防御実数値132でほぼ確定(255/256, 99%)で耐える。


自分のパーティでは、レート戦において途中まで選出率100%(レート2100まででも最終結果は89%)を誇ったラプラス
基本的に相手の選出の把握のためや、アロー受けの削りに使用し、控えの活動をサポートする。
弱点をつける相手には対面であれば大体勝てる程度の単体性能。
特にガブリアス、そしてガブ受けとしての役割を持ったポケモン全般に強い。
また絶対零度で30%の勝ち筋を残せるため、試行回数を稼げる積み型のような相手にも強い。

対 水ロトム

まずこちらのパーティにファイアローがいる場合、相手は非常に高い確率で水ロトムを先発に出すことを利用。
先発にラプラスを出し、技の選択はフリーズドライ
ここで水ロトムが繰り出す技は3択。鬼火、ボルトチェンジ、10万ボルトに固定される。
それ以外の奇をてらった行動をされても、上記の技を選択された場合と大きく変わることは無い。

  • 鬼火の場合
  • ボルトチェンジの場合
    • ラプラスに入るダメージはMaxHPの1/4程度で、水ロトムの10万ボルト、ガブリアスのエッジを耐えるだけのHPが残る。
    • 相手の後発は当然、氷が平気なポケモンなのでダメージは少量。こちらは相手の2匹目を先に見ることができる。
  • 10万ボルトの場合
    • ロトムが10万ボルトを打ち続けてラプラスに勝てる確率は、水ロトムの調整にもよるが乱数(Cの実数値157で50%)。
    • 1発目のダメージを見て、勝てる場合はそのまま水ロトムを粉砕。
    • 2発目で倒れる場合、ガブリアス(ラムの実)が後ろにいる場合は交代、いない場合はそのまま頑張ってもらう。


相手の水ロトムが鬼火か10万ボルトを撃ってきた場合、防御の実数値150以下の場合はオボンを持っていたとしてもブレバ2確が決定してしまう。
故に洗濯機の生死に関わらず、ファイアローブレイブバードで相手の残りポケモンを一掃することが容易くなる。
相手の水ロトムボルトチェンジを撃ってきた場合、相手の2匹目から3匹目の選出を推測、あとは何度か水ロトムに攻撃を当てて過労死させれば勝利。


「馬鹿にしているのか」と言われそうな戦い方だが、実際にこのやり方はレートの低い間に限れば有効な手段である。
ファイアロー対策の全てを水ロトムに背負い込ませてしまっているようなパーティは、水ロトムさえ落としてしまえば勝利できるためである。
実際にこのやり方で相手が水ロトムを選出してきた試合ではほとんど勝ち、レート1800まででは23勝2敗という結果に終わった。

ロトム以外との戦い方

ラプラスの使い方は対水ロトムに限ったことではなく、多くのドラゴン、水、地面ポケモンに対して有利に働く。
特にファイアローガブリアスが苦手としやすいポケモンに対して強いのが特徴で、この3匹だけで対応可能な相手が多い。

ステータス調整

攻撃面での調整は、フリーズドライを使用する場合は特攻実数値150より下げたくない。
これ以上下げるとオボン込みのマリルリを落とす確率が著しく下がるため、対面で倒し損ねてしまう場面が出てくるからである。
特に145以下になってしまうと礫込みでも倒せなくなるケースが多くなり、馬鹿力の無いマリルリにさえ負けてしまう。
マリルリ以外の水ロトム等に対しても勝率が下がるため、どうしても下げなければいけない場合でも146以上は確保したい。


耐久面での調整は、持たせるアイテムがオボンの実(物理&特殊耐久25%UP)か突撃チョッキ(特殊耐久50%UP)かで変わってくる。
オボンの場合、物理耐久の調整がとても易しくなる。
ガブリアスの逆鱗2耐えも余裕で達成可能なため、物理に対して後出しが可能になる。
突撃チョッキの場合、あまり深く考えずとも特殊全般に強くなり、強力な一致抜群にも耐えるようになる。
ゲッコウガの草結び程度であればHPが7割(珠の場合は187以上)もあれば耐えることができ、調整次第では水ロトムも強引に倒すことができる。
一方で物理耐久の調整はとてもシビアになり、こちらの調整が非常に重要になる。
上記の参考ステータスではバンギラスに一矢報いれるように調整したが、このぐらい物理耐久があれば安心して運用できる。