ジャパンカップ、日本代表決定大会使用構築

ジャパンカップおよび日本代表決定大会で使用した構築。
日本代表決定大会ではポケモンを変更したり、一部の技、努力値配分を調整し直したため、下記の構成とは若干異なる。


特性 まけんき
持ち物 きあいのタスキ
ステータス いじっぱり H4 A252 S252
ふいうち/ダメおし/アイアンヘッド/まもる

このポケモンは威嚇を目当てに選出することは無い。
威嚇が効かない物理アタッカーとして、鋼/悪が攻撃しやすい構築に対して使用する。
相手の構築に威嚇が2匹いようが、キリキザンが動かしにくいと判断したら選出しない。
故に先発、後発にこだわらず選出に組み込む。


特性 いかく
持ち物 たつじんのおび
ステータス ひかえめ A4 C252 S252
りゅうのはどう/だいもんじ/いわなだれ/まもる

自分がカロスダブルを始めて間もなく、メジャーである拘りボーマンダに窮屈さを感じた。
達人の帯の採用に至ったのは、ダメージ計算機を回したときに帯が理想的なダメージを確保でき、且つボーマンダの耐久を削ぐことが無かったため。
このポケモンは威嚇と合わせてとても場持ちが良いのに、それに反した働きをする命の珠の反動が鬱陶しくて仕方なかった。
オボン、ハバン、突撃チョッキも候補に挙がったが、上述の理由で流星群の使用は避けたいため採用に至らなかった。


特性 シンクロ
持ち物 こだわりスカーフ
ステータス おくびょう H220 C68 S220
(実数値: 171-71-85-154-135-140)
ムーンフォース/サイコキネシス/マジカルシャイン/いやしのねがい

癒しの願いでガルーラを2回使うポケモン


特性 さいせいりょく
持ち物 ゴツゴツメット
ステータス のんき H252 B252 D4
エナジーボール/キノコのほうし/いかりのこな/まもる

他のポケモンと攻撃を組み合わせたダメージを計算をしたところ、ギガドレインは様々な場面で火力不足に陥った。
そのため直接的な耐久を落として微々たる回復を望むよりも、耐久を維持したまま火力を優先した。
またこのポケモンの選出、立ち回りは極めて慎重に行う。


特性 はやてのつばさ
持ち物 いのちのたま
ステータス むじゃき A252 C164 S92
(実数値: 153-133-91-115-80-173)
ブレイブバード/オーバーヒート/ファストガード/おいかぜ

フレアドライブではなくオーバーヒートの選択に至ったのは、
・威嚇で火力をずらされたとき、モロバレルへの打点が著しく低下するのを嫌ったため
・同じ理由で、フレアドライブではクチートに打点が確保できないため
・ついでの理由でギルガルドに撃ちやすくするため
といった経緯がある。
とりわけ、威嚇でファイアローを受けた気になっている相手に予想外のダメージを与えられるのは優秀であった。


特性 きもったま
持ち物 ガルーラナイト
ステータス いじっぱり H4 A252 S252
やつあたり/ふいうち/グロウパンチ/まもる

一度も陽気ガルーラを採用したくならなかった。
何故ならこの構築でガルーラのミラーは全く恐れない。

「ファーコート」は防御力2倍

「ファーコート」が「物理技の威力0.5倍」なのか、「攻撃力0.5倍」なのか、「ダメージ0.5倍」なのか。
はたまた「防御力2倍」なのか検証しましたが、「防御力2倍」という結果が出ました。

検証1

威力 攻撃力 防御 一致 相性
80 194 80 1.5 1
補正 補正
[攻撃1.5倍(0x1800)] [ファーコート]
実機検証

結果: 84〜99

【攻撃技】アイアンヘッド(威力80)
【攻撃側】キリキザン
【攻撃】194
【攻撃側持物】こだわりハチマキ
【防御側】トリミアン
【防御】80
【防御側特性】ファーコート

もしも「ファーコート」が「攻撃力0.5倍」もしくは「ダメージ0.5倍」ならばダメージは82〜97となる。
もしも「ファーコート」が「物理技の威力0.5倍」もしくは「防御力2倍」ならばダメージは84〜99となる。
よって「ファーコート」は「物理技の威力0.5倍」もしくは「防御力2倍」である。

検証2

威力 攻撃力 防御 一致 相性
80 194 62 1.5 1
補正 補正 補正 補正
[威力1.2倍(0x1333)] [威力1.3倍(0x14CD)] [防御力1.5倍(0x1800)] [ファーコート]
実機検証

バトルビデオコード: MH9G-WWWW-WWW7-CNFG
6ターン目: 76
7ターン目: 85
8ターン目: 87
9ターン目: 88(「防御力2倍」でなら発生するダメージ)

【攻撃技】アイアンヘッド(威力80)
【攻撃側】キリキザン
【攻撃】194
【攻撃側持物】こうてつプレート
【攻撃側特性】かたいツメ
【防御側】ラッキー
【防御】62
【防御側持物】しんかのきせき
【防御側特性】ファーコート

もしも「ファーコート」が「物理技の威力0.5倍」ならばダメージは73〜87となる。
もしも「ファーコート」が「防御力2倍」ならばダメージは75〜88となる。
よって「防御力2倍」である。


仮に「ファーコート」が「物理技の威力0.5倍」で補正順序が厳密に異なった場合の確認計算。
(計算方法はこちらの記事を参照してください)
1.2(0x1333) x 1.3(0x14CD) x 0.5(0x800) → 0.780029296875
1.2(0x1333) x 0.5(0x800) x 1.3(0x14CD) → 0.7802734375
1.3(0x14CD) x 1.2(0x1333) x 0.5(0x800) → 0.780029296875
1.3(0x14CD) x 0.5(0x800) x 1.2(0x1333) → 0.780029296875
80 x 0.780029296875 = 62.40234375 五捨六入に従って 威力62
80 x 0.7802734375 = 62.421875 五捨六入に従って 威力62
威力に掛かる補正を取り払い威力62で上述条件の計算を試行するとダメージは75〜87となる。
よってダメージ88は「ファーコート」が「物理技の威力0.5倍」では発生し得ないダメージである。


使用計算機
ダメージ計算機(アラン)

ジャパンカップ2014の集計

ポケモングローバルリンク ジャパンカップ2014のKPです。
全34戦
うちレート1700以上との試合が13戦


全体のKP(34戦)

ポケモン KP 1700以上
ガブリアス 20 7
ファイアロー 20 8
ガルーラ 17 7
ウォッシュロトム 13 3
ギルガルド 13 5
バンギラス 11 5
ボーマンダ 11 5
モロバレル 11 3
クチート 9 2
サーナイト 6 1
ゲンガー 5 3
マリルリ 5 2
サザンドラ 5 3
リザードン 4 2
サンダー 4 2
キリキザン 4 3
プテラ 3 3
ヒートロトム 3 1
ナットレイ 3 0
フシギバナ 2 0
ギャラドス 2 2
ドーブル 2 1
マンムー 2 0
シャンデラ 2 0
ゲッコウガ 2 0

レートが上がるにつれウォッシュロトムが極端に減ります。
他にも1700以上とそれ以下では遭遇率がはっきり分かれるポケモンがいるようです。


レート1700以上のKP(13戦)

ポケモン KP 判明した持ち物
ファイアロー 8 こだわりハチマキ 1, いのちのたま 1
ガルーラ 7  
ガブリアス 7 ゴツゴツメット 1
バンギラス 5 バンギラスナイト 2, こだわりスカーフ 2
ボーマンダ 5  
ギルガルド 5 いのちのたま 2, じゃくてんほけん 2, きあいのタスキ 1
ゲンガー 3  
プテラ 3  
ウォッシュロトム 3 こだわりメガネ 1, とつげきチョッキ1
モロバレル 3 ゴツゴツメット 2
キリキザン 3 いのちのたま 2
サザンドラ 3  
リザードン 2 リザードナイトY 1
ギャラドス 2 ギャラドスナイト 1
サンダー 2  
マリルリ 2  
クチート 2  
ニャオニクス 1 オボンのみ 1
ヒートロトム 1  
ライチュウ 1  
クレッフィ 1  
プクリン 1  
エレザード 1  
サーナイト 1  
ドーブル 1 きあいのタスキ 1

1700以上のロトムはほとんどがオボンとか言う謎のアイテムではなく何かしら工夫を加えているようです。

感想

オボンロトムは弱い。
次号「人はなぜオボンロトムを使うのか? オボンロトム宗教に隠された秘密に迫る」

感想2

ファミ通チャレンジで急増したモロバレル対策にファイアローを連れている人が多かったのですが、
威嚇や返しの岩雪崩を上手くいなせないと対策にはならないので、ただ入れているだけではお守りにもならないことに注意すべきでした。
これは偶然かもしれませんが高いレートではギルガルドの持ち物が食べ残しでない場合が多いようでした。メタゲームの勝者なのでしょうか。
これも対戦回数が少ないのでただ偏りがあるだけかもしれませんが、サンダーやサザンドラを多く見かける気がしました。どうしてでしょうね。

レート1800までのジャパンカップ雑感

1日目

デジタル選手証をダウンロードした。

2日目

1500台→1600台 7戦7勝0敗

2戦目で旅パらしきもの(ブリガロン含めた4匹しかいない)を引くも、戦ってみると本当に旅パでびびる。
この辺りのレートはジャパンカップを楽しむ層で賑わっていた。
よく見かけるポケモンガルーラなど。7連勝して無事通過する。

1600台→1600台 5戦5勝0敗

クレベーストリックルームフーディンなど、面白い(オブラート7枚掛け)1500台などとマッチングする。
1600台とはマッチングしなかったが、1500台後半の相手は流石にスペシャルレートでも見かける構築だった。
メガシンカポケモンの中でもとりわけガルーラを多く見かけ、その人気さが伺える。

3日目

1600台→1700台 13戦10勝3敗

雨パと当たり、1ターン目に敵が2匹ともハイドロポンプを撃ってきたものの2つとも避け芸術点が加点される。
17戦目で遂に初敗北し、連勝数は16連勝でストップ。シングルレートでの15連勝という自己最高記録を更新。
20戦目、ちょうど1日分の対戦可能回数を消化したところで1750ぴったりに到達。
途中でスペシャルレート1位に輝いたことがある方とマッチングしたりする。
このレート帯ではガルーラが流行っていて、グロウパンチを積まれても怖じ気付かない構築が求められているようだった。

4日目(最終日)

1700台→1800台 9戦7勝2敗

前日に夜更かししたものの、平時の休日のように日中ぐっすりするわけにもいかずレッドブルを2本購入。
1本目を開封しつつちまちま対戦。過去のWCSで世界大会に進出された方とマッチングしたりしていよいよクライマックス感が訪れる。
最後の試合は一度当たったことがある人との再戦。探り合いも最早無い体当たりの勝負を制し、ジャパンカップが終了。
レッドブルは1本しか開封しなかったので、2本目を無駄にした。
レート上位の環境としてはガルーラが多く、このポケモンをどれだけ上手く処理できるかが勝負の分かれ目だったよう。

最終結果

34戦29勝5敗

元々カロスダブルを初めて間もない頃に作った構築を偵察用に使ったつもりだったが、なんやかんやあって予選通過できそうなラインまで到達した。
(5/11 追記) レート1829で予選通過していました(4位)。
勝率は85%と御膳上等な成績に終わり、この大会のためにわざわざ購入したサブロムの3000円はただのとくせいカプセルになってしまった。
カロスダブル全体を通して言えばメガクチートが可愛くて仕方なく、今日はスーパーのお菓子売り場でメガクチートポケモンキッズを見かけて購入したほど。

「ぼうだん」は「じばく」「だいばくはつ」を半減しない

対戦考察wikiにて、ブリガロン固有の特性である「ぼうだん」は「じばく」「だいばくはつ」のダメージを軽減するとの記述があります。
しかし実際に検証したところ、ダメージを減少させている様子はありませんでした。
バトルビデオでは検証の都合上1度しか攻撃していませんが、バトルビデオ外での検証も全てダメージ減少補正の無い範囲で収まっていました。
シングルバトルでも検証しましたが、ダメージに変化は見られませんでした。


「ちからもち」に引き続きこれも情報の出処が不透明なデマのようです。
XYの新情報に関しては、信頼できる検証による裏付けのない情報は、疑わしい部分がまだ残されているのかもしれません。

検証

威力 攻撃力 防御 一致 相性
250 106 149 1 1
補正
[複数対象0.75倍]
実機検証

バトルビデオコード: P23G-WWWW-WWW7-WDBC
1ターン目: 54ダメージ


バトルビデオ外検証(ダブル)
1: 56ダメージ
2: 51ダメージ
3: 51ダメージ
4: 55ダメージ


バトルビデオ外検証(シングル)
1: 76ダメージ
2: 69ダメージ
3: 74ダメージ

【攻撃技】だいばくはつ(威力250)
【攻撃側】パンプジン
【攻撃】106
【防御側】ブリガロン
【防御側特性】ぼうだん
【防御】149

使用計算機
ダメージ計算機(アラン)

ファミ通チャレンジの集計

ファミ通カップのKPです。
全47戦
うちレート1650以上との試合が14戦(1700以上を含む)
うちレート1700以上との試合が3戦


全体のKP(47戦)

ポケモン KP
ガブリアス 22
ボーマンダ 18
ファイアロー 18
ギルガルド 18
モロバレル 16
ガルーラ 15
リザードン 12
マリルリ 11
バンギラス 11
サーナイト 11
ロトム 10
プテラ 9
ロトム 9
クチート 8
キリキザン 8
フシギバナ 7
ゲンガー 7
サザンドラ 6
ドーブル 5
ギャラドス 4
ニンフィア 4
ニャオニクス 4
キングドラ 3
ニョロトノ 3
ライボルト 3
コジョンド 3
カメックス 2
ブラッキー 2
マンムー 2
ルカリオ 2
シュバルゴ 2
シャンデラ 2
クレッフィ 2
エレザード 2


レート1650以上のKP(14戦)

ポケモン KP 判明した持ち物
ファイアロー 8 いのちのたま 3, こだわりハチマキ 3
ボーマンダ 7  
ガブリアス 6  
モロバレル 6 ゴツゴツメット 2, くろいヘドロ1
ガルーラ 5 どうせガルーラナイト
サーナイト 5 こだわりメガネ 1
ギルガルド 5 たべのこし 2
プテラ 4  
ドーブル 4 きあいのタスキ 3, こだわりスカーフ 1
ロトム 4  
マリルリ 3  
バンギラス 3 バンギラスナイト 1, こだわりスカーフ 1
クチート 3 どうせクチートナイト
ヒートロトム 3 オボンのみ 1
フシギバナ 2 フシギバナイト 1
リザードン 2 リザードナイトY 1
ギャラドス 2  
キリキザン 2 いのちのたま 2
マンムー 1  
ヤドキング 1  
ガラガラ 1  
コジョンド 1  
サザンドラ 1 こだわりスカーフ 1
ゲンガー 1  
ニャオニクス 1  
ニョロトノ 1  
キングドラ 1  

感想

初めから上位まで通しでクソキノコが大繁殖しており、こいつをどれだけ上手く処理できるかが勝負の分かれ目のよう。
またドーブルが一定数存在している上、当たったドーブルは5匹中4匹がレート1650以上。全くの無対策だと勝率に影響が出る。


スペシャルレートで1800台以上の実力があれば、間違って強い相手と当たらない限りは1700台までほぼストレートでいけるはず。
自分のレートが1700を超えていても1700台とはほとんど当たらず、常に格下のレートに勝ち続ける必要があった。

>通りすがりさん
>全体のKPの表にボーマンダが載ってないですよ

うっかりしてました。ありがとうございます。

カロスダブル


卑怯くさいし胞子くさい。
モロバレルの草は攻撃系タイプで毒は防御系タイプ。
フシギバナの毒は攻撃系タイプで草は防御系タイプ。
フシギバナのヘド爆は強いがこいつのヘド爆はクソ弱い。



相手に使われると弱くて自分が使うと強いイケメン。
カロスダブルでこいつとガルーラに耐性が無い構築は存在価値が無い。



命中率が安定しないクソ。
相手の回線切れを拝みたくなる原因は大体こいつ。



簡単ガルーラ
ババアとクソガキに殴らせとけば勝手にレートが上がる。



かわいいし強いけど構築に合わなかったのであんまり使ってない。
画像が使い回せるから載せたのではない。



おばサーナイトに進化させないとムーンフォースを覚えないゲーフリの神調整にキルリア党は怒り新党